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レバレッジコントロール

FX(外国為替証拠金取引)を行う前に、レバレッジに関してもう少し詳しくお話します。業者によってシステムは若干異なりますが、基本的なところは同じです。ただし、証拠金の金額やマージンコールの比率などが異なりますので、自分が取り扱う業者のシステムを、しっかりと理解しておいてください。

例えば、レバレッジが100倍、ロスカットレベルが必要保証金の25%という業者があるとします。(最近はこの程度の設定が多いですね) その業者で1ドル90円の時に、1万ドルを購入する場合、

90()×10,000(通貨)=900,000

90万円が保証金として必要になります。なかなかすぐに出せる金額じゃないですね・・・。そこでレバレッジを使います。レバレッジが10倍の場合は、

900,000(円)÷10(倍)=90,000

9
万円で取引が可能です。同様に、レバレッジが100倍なら9千円の証拠金を預ければよいのです。これなら楽勝ですね。

 

「それなら、レバレッジが高い方が有利じゃないですか」
いえいえ、そんなに甘くはありません。

ロスカットレベルが25%と設定されているので、預けている保証金が必要保証金の25%を下回ると、強制的に決済されます。当然、大きな損失です。この業者は、レバレッジが100倍なので、必要保証金は90,000円になります。*このあたりの考え方は、業者によって大きく異なりますので、ご注意ください。 この90,000円の25%、つまり2,250円を下回らないようにしなければならないのです。

90,000(円)-2,250(円)=6,750(円)

6,750円の損失を出すと、ロスカットです。1万ドル持っていたので、

6,750(円)÷10,000(通貨)=0.675

ドルが0.68円下がって、1ドルが89.32円になればロスカットになりますね。0.68円程度ならほぼ毎日変動します。レバレッジを高めると、ロスカットになるリスクも高まります。


同様に計算すると、他のレバレッジでのロスカット条件は以下のうようになります。

レバレッジ10倍:  -87,750円、つまり1ドルが81.22
レバレッジ5倍:  -177,750円、つまり1ドルが72.22
レバレッジ2倍:  -447,750円、つまり1ドルが45.22


例えばレバレッジを2倍に設定していると、為替レートなんてほとんど気にしなくても大丈夫ですよね。レバレッジをしっかりコントロールすることの重要性はご理解いただけましたか?